電気がつかない😰
いつも通り、帰宅して照明のスイッチを押してみても、
電気がつかない!
何度もカチカチして、
焦って不安にもなります😱
まずは落ち着いて、
他の照明はつきますか?他の電化製品は使えますか?
ブレーカーを確認して、落ちていなければ、
照明器具の電球切れや照明器具本体の故障も考えられます
照明器具が原因でないとすると、スイッチの異常である場合もあります⚠️
電気スイッチの主な故障原因は
●経年劣化によるスイッチ内部のバネや金属部品が摩耗・劣化し、
押しても反応しなくなったり、グラグラしたりする
●長年の使用で金属接点が摩耗・腐食したり、
ホコリや湿気で汚れたりして接触不良を起こし、電気が流れにくくなる
●スイッチを強く押しすぎるなどの物理的な要因でスイッチの陥没や、
カバープレートのひび割れで内部金具がずれる
●内装工事やDIY作業で釘やピンを打った際に、壁の中の配線が傷ついたり、
接続が緩んだりすることで起こる配線トラブル
以上のようなことが挙げられます
スイッチの具体的な症状が確認できたら、
専門業者へ修理を依頼する際にお伝えください🔧
ここで重要なのは、
ご自身で対処しない方が良いということ
簡単そうに思えますが、電気スイッチの交換は電気工事士の国家資格が必要です
スイッチのカバープレートだけを交換する場合は無資格でもできますが、
配線に触れる修理は有資格者でないとできません
家庭用電圧は感電の危険があり、配線ミスは漏電や火災に直結します
無資格での作業は法律違反となり、罰金や懲役の可能性があります
ご不便かとは思いますが、修理・交換が完了するまではそのままで、
安全に配慮してお過ごしください😌
こちらのスイッチも、見た目には異常がないですが、
経年劣化でスイッチがきちっと作動せず、
接触不良のため交換となりました

まずは作業前に必ずブレーカーを落とし、電気を遮断します
カバープレートと取付枠のネジを外し、スイッチ本体を壁から引き出します

スイッチ裏の端子から配線を外して、既存のスイッチを取り外したら、
新しいスイッチを同じように配線を接続し、取付枠を元に戻して固定します
新しいカバープレートを壁に固定します

取り付けができたら、ブレーカーを戻してスイッチの動作確認を行い、
修理・交換が完了です🙌
今回新しく取り付けたスイッチは、OFF時に緑色のランプが点灯し、
暗闇でもスイッチの位置がわかる『ほたるスイッチ』にしました💡
電気スイッチの使用状況にもよりますが、故障の多くは設置から10年程度で発生し、
これは耐用年数とされ、日本では10年を目安に点検・交換を推奨しています
使用頻度が高い場所、ホコリや高温多湿な環境では劣化が早く、
10年未満でも不具合が出る場合があります
特に、スイッチを押したときに、
『カチッ』という手応えがなくなったら内部劣化のサインです
焦げ臭い、変色、異音、などの症状があるまま使い続けると火災の原因になります
早めに修理・交換を検討しましょう
特に冬は火災が増える季節でもあります
火災の原因ランキングは年々変動しますが、近年(令和5~6年)の建物火災では、
『コンロ』と『電気機器・電気配線』が多く、
その理由として『失火(不注意)』が全体の75%以上を占めています
適切な点検を怠ることは不注意にあたります
火の取り扱いだけでなく、電気=火災 として、十分に注意が必要です
ちょうど、年末の大掃除の時期です
普段お使いの電化製品やコンセント回りも点検を兼ねて掃除するといいですね
安心・安全な暮らしのためにも、身の回りをきれいにして、
穏やかで清々しい新年を迎えたいものです😄✨
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